torabo-tsukiは、というかキーボードというのは、好きな位置に好きなキーを配置できるものなので、自分は「大西配列」という効率的な配列を使っています。
大西配列について、詳しくはこちら↓

キー数が少ないキーボードは、「レイヤー」という方法を使って入力します。
Shiftキーを押しながら「a」を押すと「A」が打てる、みたいに、レイヤーキーを押しながら「a」を押すと「?」が打てる、というように設定していきます。
ということで、torabo-tsukiのキーマップをまとめてみました。
もくじ
現時点のキーマップ

この画像をデスクトップピクチャに設定して、キーマップを忘れたときに確認しています。
今後、もうひと回り小さいサイズのtorabo-tsukiに移行したいので、↑左右の端の列はないものとして慣らしているところです。
レイヤー0(白)

大西配列を習得中。手元はまったく見ないぞ!
エンター、スペース、バックスペース、デリート、日英切り替えは最強の親指に集約しています。最弱の小指を守るために!
タブキーは、Google日本語入力の変換候補を選ぶときに使うので、強めの人差し指に配置。
セミコロンは日本語文ではほぼ使わないのですが、Googleスプレッドシートで日付・時刻を記録するショートカットとして頻出なので、最も使うレイヤー0に配置しています。
レイヤー1(黄)

記号と数字のレイヤー。
数字は右手でテンキーみたいに打てるように配置しています。上部に小さく「*S」とあるのは、Shiftを押したことにする設定なので、例えば「*S 5」となっているのは「%」のキーです。
記号は仕事で使うものだけ配置しています。日本語文で「$」とか「バックスラッシュ」とかはほぼ使わないので、使うときは「ドル」と直打ちして変換です。
レイヤー2(青)

矢印キーとか、ブラウザの進む・戻るとか、明るさとか、操作系のものを配置しています。
上部に小さく「*A+G」とあるのは、 「Alt(Ctrl)」と「Gui(Command)」を押したことにする設定です。
のんびりネットサーフィンするときによく使うレイヤーですが、レイヤーキーの形がえぐれていて親指が疲れるので、丸みのあるキーに変えたい。
「Move wheel down」と「Move wheel up」が逆に配置されていますが、トラックパッドのスクロールと方向を合わせたいので逆向きになっています。
レイヤー3(ピンク)

DaVinci Resolveで動画編集することがあるので、QWERTY配列時に割り当てていた特定のキーだけを配置しています。
コンボ(緑)
- QとLの同時押しで「Esc」
- TとNの同時押しで「左クリック」
- NとSの同時押しで「右クリック」
- YとPの同時押しで「レイヤー3に移動」
- FとWの同時押しで「レイヤー0に移動」
キーマップの考え方
日本語/英語の切り替え
最初はコンボで設定していたのですが、同時に押すのに結構力が要るので「Ctrl+スペースバー」で切り替えていた昔を思い出して「レイヤーキー+逆の親指」で切り替える方法にしました。
日本語にしたいとき、Mac標準だと右側をタップする習慣があるので、右手に割り振っているレイヤー2キーをホールドしてから、左の親指(スペースキー)をタップ。
逆に、英語にしたいとき、Mac標準だと左側をタップする習慣があるので、左手に割り振っているレイヤー1キーをホールドしてから、右の親指(エンターキー)をタップ。
ただ、結局コンボのほうが楽かもしれないので、コンボの設定(dとmの同時押しとか)も残しています。
ブラウザ操作や矢印系
仕事ではブラウザのタブの行き来が多いので、レイヤー2でタブを行き来するキーを設定しました。
「Alt(Ctrl)」+「Gui(Command)」+「←→」でできます。けっこう便利。
あとレイヤー0で「TB AS ENCODER(トラックボールをエンコーダーとして使う)」っていうキーを押しながらトラックボールを動かすと、Excelやスプレッドシートのセルで一つずつカーソル移動してくれます。
同時に押すキーは基本的に最大2つまで
頭が混乱するので、基本的には2つまでに設定しています。3つはきつい!
でも、文章を選択するときは「Shift+レイヤーキー+矢印キー」の3つを押さなければならず、そこだけ不満。
Shiftを押したままにできる設定方法もあるのですが、一瞬でもカーソル(キャレット)が停止すると選択がリセットされてしまうことがわかったので、しかたなく3つ同時押しのままです。
Shiftだけ左手で、レイヤー+矢印は右手なので、右手だけで3つ押すよりはまだましかな。
今後どんどん改善していく予定ですが、現在のキーマップはこんな感じです。