もくじ
「紙のノート+万年筆」で頭の整理が基本
自分が紙のノートを使う場面はだいたい次のようなケースです。
- ブログのネタ出し、構成考える
- 創作のネタ出し、構成考える
- 日頃の頭の整理
- モーニングページ
なかでも、毎日行なっている「モーニングページ」でノートの消費量が多く、iPadで代替可能なら相当便利になるなぁと思っていました。
そして、このたびようやくiPadをゲットしたので、さっそく当初の目論見である、紙のノートの代替作戦を実践しています。
モーニングページに集中するための試み
モーニングページというのは、毎朝起きてすぐに、ノート3ページ分なんでもいいから書きまくるというものです。
創造性を解き放つ、というワークショップから生まれたメソッドで、以下の本で紹介されています。
自分はこの本が昔から好きで、間に何年かのブランクはありますが、かれこれ10年ほどモーニングページを実践してきました。
モーニングページについてはこちらの記事でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
で、モーニングページに集中するために、書き味のいいノートを大量買いしたり、好みの万年筆を選び抜いたりしてきたわけです。
現在使用中のアナログなアイテムはこのへん。
これを、以下のツールに替えてみました。
※10.2インチ用を購入しています
なお、フィルム選びは、モーニングページを習慣にしている方のチャンネルと、
それを上回る書き心地のフィルムがある、と紹介していたこちらのチャンネルを参考にしました。
「iPad+pencil+ペーパーライクフィルム」でやってみたメリット
実際に「iPad+pencil+ペーパーライクフィルム」でモーニングページをやってみたところ、次のようなメリットがありました。
- ノートを買う必要がない
- ページを無限に追加できる
- ノートが溜まってきてもかさばらない
- 万年筆のインクの詰め替えがいらない
- ペンの色を好きに変えられる
- ブログや創作のネタが浮かんだらコピペできる
「iPad+pencil+ペーパーライクフィルム」でやってみたデメリット
しかし、それらのメリットを上回るほどのデメリットを発見してしまいました。
- カツカツ音がうるさすぎる
これです。
朝の静かな時間にモーニングページをやる場合、カツカツ音が響いて全然集中できません。
音が大きすぎて家の人を起こしちゃいそうだし、音が鳴らないように気をつけると筆が進まないし、結局やる気も失せていきます。
当初、iPad+pencilといったって、画面はガラスでつるつるしてるんだから、そりゃ紙と万年筆に比べたら書き心地は良くないだろう、だったら噂のペーパーライクフィルムを貼ってみたらいいのでは?と思っていたのです。
たしかに、何も貼らないままの画面よりは、ペンのトメハネがやりやすくて、紙に書いているときと同じような書き心地にはなっています。
しかし、ペンが画面に接したときの音は、まったく何も防げていません。元が機械なので当たり前なのかもしれませんが。
フィルムを買う前に、一応いろんなレビュー動画やブログをチェックしたのですが、書き心地や画面の解像度、ペンの滑りに着目する人はいても、音に着目する人がいなかったんですよね…
超速モーニングページの場合、iPadは不向き
モーニングページ歴が長くなるにつれて、ペンを走らせるスピードは超速になっていきます。
普通の優しいタッチで、いろいろと考えながらA5ノート3ページ分をのんびり書けば、60分くらいかかるかもしれませんが、自分の場合は、ペンを止めることなく30分で書き切るので、結構なハイスピードだと思います。
音に気を使っている場合ではない、という感じです。
なので、思考をじゃまされてしまうカツカツ音は、正直我慢できそうにない…!
勉強用ノートにはiPad、モーニングページには紙ノート
今のところ、モーニングページは今までの紙ノートを使用して、語学や栄養の勉強には「iPad+pencil+ペーパーライクフィルム」でいこうと思います。
無限にページを追加できるなんて最高だと思ってたのに、実に残念です…
もし、モーニングページの上級者で、iPadを使ってみたいとお考えの方は、音問題で耐えられそうか、注意してみるといいかと思います。
まとめ
ただ、そうはいってもiPadの恩恵はものすごいものがあるので、モーニングページを除けば最高の体験ができるのは確かです。
毎日触って遊んで学んで活用しまくってます。