文房具マニアです。
中でも手帳は、一年分の文房具熱を凝縮します。
しかし最近、手帳自体をあまり使わない日々を過ごしていました。個人的にはありえない話です。
- マンスリーの欄がちっちゃいから、そもそも書こうとしない
- 日記が無制限なのはアカン
- やりたいことリストが別居している
以下、能率手帳の本に頼りながら、一人手帳会議を開いた様子です。
もくじ
能率手帳の流儀「書く」と「振り返る」
能率手帳を作っている会社の、野口晴巳さんの本を読みました。
最近、能率手帳がNOLTYに変わったこともあって、ちょっと気になってはいたのです。
日本人の日本人による日本人のための手帳だったし、万年筆使いにも完璧な紙質だし。
手帳を見ると振り返りが始まります。振り返るということは考えるということです。つまり、「手帳を見る回数」=「考える回数」なのです。
(pp.120-121.「細切れ思考で集中する」)
こういうお話があって、
そういえば中学と高校で、毎日のように振り返っていた一日を、大学に入ったあたりから振り返らなくなったのでは? と気付いて愕然としました。
何が文房具マニアだ、手帳を振り返らずして何が手帳マニアだ、と脳内でしばらく罵声が飛び交いました。
中学校のお勉強シート「MyPlan」
手帳らしきものを書き始めたのは中学の頃からです。
勉強の予定と実行に関しては、担任の先生が作った「MyPlan」というシートを使っていました。
1時間がマスで区切られている週間予定表で、予定・実行に分かれています。
科目ごとに色を決めて、予定を色鉛筆で塗って、勉強したら実行の部分を塗っていきます。
下のほうには各科目の勉強時間を合計できるスペースがあって。。。
今考えると先生すごいな!!!
これを使って「書く」「振り返る」を繰り返していました。
テストが終わったら反省点を書いて、先生に提出です。大学受験の際も活躍。
このシートを使っていた時が一番把握できていました。
10代の方が… 地に足が着いてるよ…
テンミニッツでタスク管理
今はカンミ堂さんの「テンミニッツ」で時間軸を把握しています。
毎日、何度も何度も見ています。
これからもちゃんと使います。
マンスリーはちっちゃい
当たり前ですが、手帳のマンスリーは欄がちっちゃいです。
- 淡々とフセンを貼って管理
- 気が向いた月は、ちっちゃい欄にイラスト
当然、文章を書く欄が絶対的に足りなかったです。
イラストはもちろん楽しいのですが、
どうやら、実行したことは文章で把握したい人間でした。
無制限で書けてしまうメモページ
女の日記は基本病んでいるので、ほとばしる熱いパトスは振り返るのが怖いです。
だからたぶん、ウィークリーの欄に書ける分量くらいが「振り返る」のにはちょうどいい。
多すぎても少なすぎてもダメ。中くらいがチョウドイイ。
あと2014年夏から、A5で3ページ分、毎日字を書くようにしてて、いい感じにガス抜きできているので、日記は落ち着いて書けるはず。
やりたいことリストは同居しないと意味がない
やりたいこと・見たいものリストは、思い付いた時に近くにあるメモ帳に書いていました。
スケジュールと併記して普段から目につくようにしておけば、
本屋とか映画館に行った時に、さっと決められますよね。
なぜ別ノートに書いていたのか。
これからは手帳で中央集権です。
一日の積み重ねが一年になる
野口晴巳さん曰く、
一歩一歩の積み重ねが一週間になり、一カ月になり、一年になるというとらえかたです。自分自身の将来を見つめたり、自分のことをよく知るために、一日一日、自分はどんな行動をしているのか、充実しているのか、中途半端なのか、そこを突き詰めてみる。
(pp.81-82.「書くから人は進化する」)
天のカミサマの言う通りすぎて、何の反論もありません。
中途半端でも「中途半端だな」と自覚するだけでいい。
とにかく「書いて」「振り返る」だけでいい。
野口晴巳さんの文章は、
当然のことを「当然だろーが」じゃなくて、
「そういえばこうだよね、自分もそうだったよ」と経験談で教えてくれるので、
書いて振り返るだけでいいんだ… ありがとうございます… と謙虚な気持ちになります。
おわりに
1日とか1週間がなんとなく過ぎていっちゃう人は、「能率手帳の流儀」おすすめです。
手帳マニアの気持ちが流れ込んできますが、実際簡単なのでちょっとやりたくなってくるはず。
他の人の手帳の使い方を見るのが好きなので、
手帳使っている人はブログに書きましょう。
探してこっそり見に行きます!
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