週間用テンミニッツを入手して、3ヶ月使用してみた様子をまとめてみました!
もくじ
週間用テンミニッツを使おうと思った理由
- 達成したいことが複数できた(Webプログラミング、小説、運動習慣など)
- 複数の項目を週間予定に組み込んで、より先を見通せるようにしたい
- 林先生が「1週間が一番予定を組みやすい単位」といっていたので、自分も試してみたくなった
- 確実に目標へ近づいている段階を可視化・体感したい
という感じ。
今までは1日単位で、その日に関してだけ予定を細かく考えていました。
それを週間にするとどう変わるのか、実行してみようというものです。
巻頭にはガイドもついていて、何度も確認しながら使うことができます。
週間用テンミニッツを使うまでの流れ
ふせんの細分化
まず最初に、やりたいことを細分化してふせんに書き出します。書き出した後もまだまだ細かくしていきます。それらを貼る台紙はテンミニッツのものだとサイズが足りなかったので自作しました。
クリアファイルの下部を切って広げ、区切りを作りました。これは「あな吉手帳術」のやり方を参考にしています。自分がこれから何をする予定なのか一覧できる状態にしておくというもので、手帳に貼り付ける前にタスクを整理するのに最適です。
台紙を使って優先順位に並べる
その後に、週間用テンミニッツの台紙に優先順位を考えながら貼り付けていきます。
週間用テンミニッツに貼る
貼っていく順番は以下の通りです。
- 緊急度高、重要度高の用事
- 仕事の予定
- やりたいこと
- 家事などのルーティンワーク
- 予備時間の確保
1日用より余裕のある計画が立てられるのは良い
実際にやってみて良かった部分は以下の通りです。
- クリアファイルで一覧にして、夢も事務作業も全部ここに書いてある、という状態にするのはとても良い
- 1日用テンミニッツと違って、固定されている予定はペンで書き込める
- メモも書き込めるので、目標や気になる言葉を大きく書いておけば目に入りやすい
- 7:00〜24:00までという長時間枠で使える
- 1日で収まりきらなかったタスクを余裕をもってこなせる
優先順位をつける作業が難しいことも
逆に、これはあまりよくなかったと思う部分は以下の通り。
- テンミニッツ最大のメリットである「時間の幅」と「ふせんの幅」がリンクしないと意味がない
- いつまでにどうするのか、という段階を細かく決めないとふせんが貼りにくくなる
- 仕事のシフトが前日に決まる不規則なスケジュールなので、週間予定をがっちり固定すると予定が狂う
- 休憩時間の確保を遠慮してしまいがちで、体調不良などのイレギュラーが発生するとやっぱり予定が狂う
- 優先順位を付けても関係なく動いてしまう時がある
- 15分のルーティンふせんを全日程に貼るのが面倒だが、手書きだと移動ができない
今後の使い方を考える
週間用テンミニッツというより自分のやり方の問題点が多いのですが、反省や気付きを整理すると、
- やりたいことの絞り込みが必要(ツール以前の問題)
- 優先順位の付け方を繰り返し練習する
- イレギュラーな事態のために予備の時間を確保する
- クリアファイルの一覧表は今後も使える
- 今のところ自分は「1日」が一番把握しやすい単位
- 週間用テンミニッツは行動記録用にするか
こんな感じになりました。
基本的に正しく優先順位がつけられれば変則的な動きをしなくなるので、やりたいことの絞り込みも、タスクの振り分けもそれで解決できそう。また、
朝…モーニングページを書く
夜…週間用テンミニッツに行動記録を書く
という流れがあれば、能率手帳の野口さんが提唱している「書いて・振り返る」が実践できて良いかもしれないです。
そうなるとふせん要らないじゃん、とか、行動記録は能率手帳の週間ページに書けばいいじゃん、という案も出てくるがそれはまた今後考えよう!
週間用テンミニッツは仕事や受験に向いているかも
自分はざっくりとした予定しか持っておらず、管理したい内容は勉強が多いです。最終的な目標が絞りきれていなかったので、まだまだ細分化する必要がありました。
ゴールを明確に設定して週間に落とし込めるサイズにまで絞りこめば、タスクとして扱いやすくなるはず。スケジュール管理ではかなり基本的なことだけど、頭でわかっているのと実感するのとでは全然違いますね。
そう考えると、仕事などの具体的なタスクが多くて週間を見通したい人にはピッタリかもしれないです。勉強だと定期テストや資格試験、受験などに向いてますね!