部屋をスッキリさせたくて、最終手段として本の電子化を決行しました!
いわゆる「自炊」というやつです。
もくじ
本の電子化のおおまかな流れ
主な作業としては、大きく分けて以下の3つです。
- 本の背表紙を裁断する
- スキャナでPDFファイルとして読み込む
- iPadなどで閲覧しやすい状態にする
これらのうち、「本の背表紙を裁断する」は前回ご紹介したので、今回は「スキャナでPDFファイルとして読み込む」をご紹介します。
スキャナを買うデメリットが多いのでレンタルがベター
- 価格が高い
- 重い
- 場所をとる
- 定期的にメンテナンスが必要
- 進化が速いのでどんどん新機種が出る
ということで、自分で所有するより一時的に借りちゃったほうが便利です。
レンタル先は「ゲオのあれこれレンタル」
レンタルする際の業者選びが一番たいへんですが、自分はゲオのレンタルサービス「ゲオあれこれレンタル」にしました。
他にも安いところはあったのですが、以下の点でゲオに決めました。
- 全部込みで7泊8日6,980円
- レンタル日数のカウント方法がわかりやすかった
- WebサイトのUIがきれいで見やすかった
- 予約の操作がしやすかった
- レンタル開始の4日前までキャンセル可能
- 保証が付いている
実際依頼してみたら梱包がわかりやすくて返却が大変楽でした。 緩衝材にテプラで印がついているので、間違って捨てちゃうこともありません。
着払いの伝票や、ガムテープ代わりのテープもちゃんと同封されています。丁寧。
クロネコヤマトに集荷を頼めば、返却時に重いスキャナを持ち運ばなくてもOKです(無料)。
ScanSnap iX1600 実際にスキャンしてみた感じ
- ざっと50枚くらいセットできる
- 一瞬でスキャンが終わる
- スキャン中にほかのことできないくらい速い
スピードについては特に問題なくできました。20冊くらいなら1時間くらいで終わっちゃいます。
たまに止まるときがあるとすると、
- 紙同士のくっつき
これは、スキャナにセットするまえに、パラパラ漫画を読むみたいにザーっとめくりながら息を吹きかけるとよいです。 めくるだけでも大丈夫そうです。
2度目はScanSnap iX1500をレンタル
数ヵ月後に、実家から写真を大量に持ち帰ったタイミングがあって、再びゲオのあれこれレンタルを利用しました。
2度目はグレードを下げて「iX1500」をレンタル。
iX1500の場合は、7泊8日で5,980円、iX1600より1,000円安いです。
スピードはちょっと遅くなりますが、体感ではほとんど変わりなく、1000円安いので今後はこっちでいいかも。
写真のスキャンは、細かい陰影はさすがに表現しきれない部分もありましたが、おおむね問題なしでした! 大事な写真は現物をとっておくので、スキャンする写真は「記憶を呼び起こす」くらいの役目として考えています。
OCR処理は今後やる予定
いろいろなアプリやソフトを検討しましたが、Adobe Acrobatのソフトが一番良さそう。
まだやってないけど、辞書系は特に、OCR処理でデジタルの強みである「検索」を強化したいところです。 ScanSnapでもOCR処理できますが、精度はいまいちらしいのでやっておりません。
データ容量は1冊25MB~100MBくらい
文庫本や単行本で、1冊25MB~100MBくらいでした。結構幅があります。
辞書などの分厚い本だと300MBくらい。カラーにするとより大きくなります。
今のところ圧縮はしなくても問題ないかなぁといった感じです。クラウドのストレージが圧迫されはじめたら検討します。
まとめ
狭い家で、大きな家電を置きたくない、本の冊数がそこまで多くない、という場合は、一時的にスキャナをレンタルしてしまうのが得策です。
1回6,000円で家中の本・書類・写真を一気に電子化できるのは、とっっっっても気持ちよいですよ~~
他の作業については以下からぜひ!
- 本の背表紙を裁断する
- スキャナでPDFファイルとして読み込む
- iPadなどで閲覧しやすい状態にする