フリーランスになって実際に仕事を始める場合、最初の難関は「契約書」です。
取引先から提示された契約書の内容を見て、「これでいいのかな?」「こっちに不利になってないかな?」などを判断する必要がありますが、専門的な知識を学んでいないと、その内容がまっっっっったく理解できません。
こういった場合は、自分だけでなんとかしようとせず、専門家の力に頼るのがベストです。間違ってたときに大変なことになってしまうので!
しかし、契約書などの法律に詳しい「士業」の方々にどうやって相談すればいいのかなんて、そもそもわかりませんよね。
そんなときの解決法をご紹介します。
もくじ
自分で見ただけでは細かな解釈がわからない
自分が実際に提示された契約書は、ざっと見た感じは問題ないように見えました。
でも、細かい部分で何だか不利な表現が多いような気がして、ネットでいろいろ調べていたのですが、本当に不利なのか、どう解釈すればいいのかがわからずじまいでした。
厚生労働省HPで、在宅ワークを行なう人向けのガイドラインが公開されていて、契約書に盛り込むべき内容のチェックリストも含まれていますが、契約書ごとに細かなニュアンスは異なるので、ピンポイントでチェックするのは難しいのです。
そもそも法律用語ってわかりにくい表現ばかりで、一文字違うだけで意味がまったく異なることもあるので、素人が読んでも理解できないし怖いんですよね。。
専門用語などが多すぎて結局キャパオーバーになりました。
また、フリーランスは時間給ではないので、法律用語をがんばって読み解く時間は非常にもったいないです。
ココナラの行政書士サービスを使うという方法
「フリーランス 契約書 リーガルチェック」などのキーワードでいろいろ検索していたところ、「coconala(ココナラ)」というサービスで行政書士に契約書をチェックしてもらうといい、というブログを見つけました。
ココナラとは、「ビジネスからプライベート利用まで、個人のスキルを気軽に売り買いできる日本最大級のスキルマーケット」で、法律関連サービスも出品されています。
サービスはすべてオンラインで完結するので、対面する必要はありません。チャット、ビデオチャット、電話などで相談が可能です。
自分が実際にココナラで購入したのは、こちらの出品者さんのサービスです☟
正式に相談する前に「見積もり相談」もできるので、もし契約書の内容や料金で気になることがある場合は、先に見積もり相談を依頼するとよいです(自分は急いでいたので、ぶっつけ本番で依頼しました)。
なお、招待コードの「JEJQC3」を利用するか、☟こちらのURLから購入すると割引が適用されるのでお得です!
他にもいろいろな行政書士さんがいて、料金がもう少し安い方もいましたが、自分がこちらの方を選んだ決め手は以下の点でした。
- 対応可能な分野が多岐にわたっていた(webライティング、校正も大丈夫そう)
- 365日対応で、初回の返答が2時間以内に来ると書いてあった
- 依頼するときの具体的な流れや必要事項が書いてあった
- 説明文の印象に好感が持てた
で、実際に使ってみて良かった点をまとめてみました。
正直デメリットはない!
メリット
- 料金設定がわかりやすい
- 料金が相場より安い
- 一度の支払いで契約完了までチェックしてくれる(先方から修正依頼があっても、書類が増えても追加料金なし)
- レスポンスが速いので精神的な安心感がある
- Word形式で渡せば適切な表現に編集してくれる
- もちろんPDF形式でもOK
- 初めての人にも優しい
- チャット形式でやりとりできるので質問がしやすい
- 文字で残るので何度も読み返して確認できる
自分の場合、ざっくりいうと「第○条△項がこちらに不利な内容な気がするのですが、どのように解釈すればいいのでしょうか?」みたいな質問を投げかけたりしました。
その回答として、
「おっしゃるとおり、かなり不利な内容となっております。独禁法の○○に当たる可能性があるため削除をお願いしてください」
「○○という表現に修正してください」
などのアドバイスをもらえました。
こういった感じのチェックを、契約書の各項目についてズラ―――っとやってもらえるわけです。自分の取引先にどう説明すればいいか、という点まで細かく丁寧に教えてくれます。
すごく安心してホッとして、泣きながらチャット画面を見る羽目になりました。圧倒的感謝…!!
フリーランスに法律は必ずついてまわる
細かい部分まで見てくれて、素人丸出しの質問にも対応してくれるサービスをお探しの場合は、ココナラがベストかもしれません。
そもそも、行政書士さんなどの士業の方に直接アクセスするやり方ってよくわからないし、作法とか業界の相場とかもわからないですよね。
そういうときに、ココナラのように料金設定がわかりやすくて、相談の流れもフォーマットになっているサービスは、ハードルがぐんと低くなっているのでピッタリだと思います。
番外編1:行政の弁護士相談サービスもあるよ!
第二東京弁護士会が厚生労働省からの委託で運営しているのが「フリーランス・トラブル110番」です。
契約書の悩みはもちろん、ハラスメントや報酬の未払いなどの悩みについても無料で受け付けているので、あまりコストがかけられない場合は、まずはこちらにアクセスするといいかもです。
番外編2:フリーランス協会の保険に弁護士相談が付帯した!
フリーランスは賠償責任なども関わってくるので、現在フリーランス協会に入会しています。
で、2021年9月15日からフリーランス協会の一般会員向けに、弁護士相談サービスの提供がスタートしたようです。
年会費1万円の一般会員なら、弁護士への電話相談が無料付帯で、最大70万円の弁護士費用が保険でカバーされます。
もし一般会員として入会されている方は、こういったサービスを利用するという方法もありますね。
難しい法律に関する悩みはプロにお任せして、自分は仕事に集中しましょう!!!
ココナラをご利用の際は、招待コードの「JEJQC3」を利用するか、☟こちらのURLから購入すると割引が適用されるのでぜひどうぞ!