2022年の夏頃に、キジ白猫のロメちゃんが鼻風邪をひいてしまいました。
フードを良質なモノに切り替えたことで、今のところ体調は安定していますが、それ以外にも対策を講じたのでまとめようと思います。
フードを切り替えた話はこちら↓
鼻風邪の症状
- 鼻水が鼻の穴付近で固まってしまう
- 鼻詰まりもあって呼吸が苦しそうな音がする
- 寝るときも鼻が詰まっていてぐっすり眠れなさそう
- 何度もくしゃみを繰り返す
- 鼻水をペロペロしすぎて鼻が赤くなっている
- ごはんの匂いがわからないようで残してしまう
まずは動物病院で薬を処方してもらう
フードの切り替えをすることを前提に、まずは取り急ぎ、苦しそうな症状を抑えてあげることが必要なので、病院でお薬をもらいました。
抗生物質とステロイドのお薬をもらって、1週間ほど服用。
だいたい1週間すれば症状がなくなるのですが、また1ヵ月くらいするとぶり返す、というのを3回ほど繰り返しました。
お医者さんでは以下のような診察でした。
- 涙管が狭いから鼻詰まりが起きやすいらしい
- ワクチン打ってるから感染症ってわけでもなさそう
- 小さい頃に風邪ウィルスに感染していたのかもしれない
- 風邪ウィルス潜伏していて免疫力が下がると症状が出るような
- 症状が3ヵ月継続すると「慢性」と判断する
- ロメちゃんは慢性だから完治ってことはない、長く付き合っていくことになりそう
とのことでした。けっこう落ち込む内容ですね。
薬の使いすぎが心配なのでお医者さんに相談
抗生物質とステロイドを何度も使うのは、腸内環境がくずれたり、副作用が出たりすることがあるので、ちょっと心配になってきまして、お医者さんに相談しました。
個人的には漢方がマイルドな印象だったので、動物病院で漢方を取り扱っているお医者さんを調べました。
↑このあたりのサイトを見て、かかりつけのお医者さんが漢方OKの先生だったので、結局いつもの動物病院へ。
で、先生によると、
- 抗生物質は耐性の問題もあるから何度も使えない
- ステロイドは犬猫の場合、人間より強いからまぁまぁ大丈夫
- 適量を処方していればあまり心配はいらない
- 今後はステロイドでスポット的に症状を抑えて、サプリで長期的に炎症を抑えていく方法がいいかも
- 人間の花粉症対策みたいに、免疫力アップの方法も考えたほうがいいかも
- 漢方は匂いがすごくて、あまり犬猫が飲まないかもしれない
- 長期で試す際に金額を考えると、まずはサプリがいいかも
とのことでした。
猫がステロイド耐性強いというのは意外!
こういう情報は専門家に聞かないとわからないので、お医者さんに相談するのって大事ですね。
サプリの選択肢「アンチノール」
漢方とサプリだったら漢方のほうが効きそうだなー、とは思ったのですが、副作用のない点と、サプリだから効果効能は謳えないけど実際結構いい、という先生の言葉を信じてサプリを選んでみました。
サプリは、ベッツペッツというメーカーの「アンチノール® プラス」です。
- 「モエギイガイ」という貝の成分がメイン
- 本来は関節痛とか、皮膚・被毛・神経系・認知機能・心血管・腎臓の健康をサポートするサプリらしい
- 要するに炎症全般にいいらしい
- ロメちゃんの粘膜の炎症にもいいかもしれない
病院では1粒単位で購入できるんだけど割高で、ベッツペッツの公式Webサイトで定期購入すると5%オフです。
また、病院ごとにクーポンコードがあって、それを病院に教えてもらうと、さらにちょっと安くなり、1ヵ月分が3,000円ほどになります。
我が家は毎月3,000円積み立てて定期購入してます。
結果すごくいいみたい
抗生物質・ステロイドを1週間分飲み干して、そこから1週間はアンチノールを1日2粒あげていました。
その後は1日1粒にして様子を見たら、半年以上たっても症状の再発はなしです。
ときどきちょっぴり涙が出てるかなぁという感じはあるけど、以前ほどの苦しそうな鼻風邪の症状は出ていません。
先生によると、体調が安定してきたら2日に1粒とかでもOKで、様子を見て調整するとよい、とのことです。
予想以上にロメちゃんの体調が安定し、一番風邪をひきやすい冬も体調を崩さなかったので、かなりホッとしました。
しばらくはアンチノールを継続しようと思います。